アジャイル方法論の使い道

いいアジャイルと悪いアジャイル
http://www.aoky.net/articles/steve_yegge/good_agile_bad_agile.htm

GoogleのSteve Yeggeさん曰く(翻訳は青木靖さん)「巷にあふれるアジャイルの多くは、率直にいって悪いアジャイル」と。実に辛辣。ここのところアジャイル方法論を勉強していて、実際のプロジェクトに適用する機会を伺っていた私には思わずうなってしまうような内容でした。
そして、私はアジャイル方法論で開発したいのではなかったことに気づくことができました。実のところはウォーターフォールでの開発を避けたい一心だったんですね・・・。
ウォーターフォールでやっては失敗は目に見えている→でもそれに取って代わる開発手法を示さないと顧客も上級マネージャーも説得できない。→説得できなきゃ結局ウォーターフォールでデスマーチ。この流れを断ち切るツールとしてアジャイル方法論を使おうとしていました。最近はアジャイル関連の書籍も増えているしブームに乗っかって・・・。多少のまやかしも何とかOKとして・・・。
ですけど、ここにはもっと先に行っている人たちがいて、こんなツールなど必要としないプロジェクト(と顧客(Google))があったんですねぇ。
Googleのプロジェクトは、各種方法論といった”外部的な力”で駆動されるのではなく、自分たち開発者に対してとんでもなく良くしてくれるGoogleの会社の仕組みへの”感謝の念”で駆動されているそうです。 「ウォーターフォール=ダメだった」→「アジャイル方法論=ダメだった」→「会社の仕組みで駆動=OK!」といった流れでしょうか。
うーん。うらやましい限りのプロジェクト駆動方法ですねぇ。でも、それは顧客がGoogleだからできることであって、私たちの顧客がGoogleになってくれるわけではないです。契約条件に「プロジェクトを開始するにあたって、御社においてGoogle同等の会社の仕組みを導入すること」なんて書けません。 まだまだ、私たちの国では「ウォーターフォール」→「アジャイル方法論」の過渡期にあると認識しています。
いつか、「アジャイル方法論」なんて必要としない日が来るといいな。

メモ:「ソフトウェア開発の生産性の測定というのはきわめて難しい。」って事にも触れられていますね。(生産性は計測不能)この点も私たちの国で誤解が解けるのはいつの日か・・・。
メモ2:Egomania Itself
メモ3:いいアジャイルと悪いアジャイル – 濃縮還元オレンジニュース
メモ4:情報学部へようこそ – googleの労働

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カテゴリー: ソフトウェア | 投稿日: | 投稿者:

naohisatw について

プログラマ兼農夫. Android名古屋つ部員たまに東海GTUG. 組込みlinux向けにCアプリケーションを書くのがメインだけどJavaScriptとかもちょっと組込む. Project環境の整備が趣味(AgilePMやらRedmineやらHubotやらGitLabやら.)

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